前回の話
私は、声が漏れそうになるのを必死で堪えながら射精を続けていた。今は、元男優が撮影しているふりをして私とテレビ電話をしている状況だ。下手に声を出してしまったら、里帆に聞かれてしまう……。私は、歯を食いしばりながらうめき声を堪えた。
元男優の精液を飲み干してしまった里帆は、笑顔でごちそうさまですと言った。美味しかったとまで言っていた。私は、里帆に飲んでもらったことなどないし、飲んでもらいたいと思ったこともない。でも、こうやって他人の精液を飲んでいる里帆を見てしまうと、嫉妬というか悔しいという気持ちが大きくなる。
「凄いね。美味しそうに飲むんだねぇ」
元男優は、嬉しそうな口調で言う。里帆は、少し照れたような顔で、
『そんなことないですよ』
と、答える。
「でも、美味しかったって言ったじゃん」
『それは……言葉のあやです』
「でも、飲むのイヤじゃないんだよね」
『はい。だって、喜んでもらえるし……』
モジモジと答える里帆。
「どんな味なの?」
『どんなって、エッチな味です』
「へぇ。飲むと、ムラムラしちゃうってこと?」
『そ、そうですね。エッチ気持ちにはなっちゃうかも』
里帆は、少し困ったような口調で言う。
「じゃあ、今は? エッチな気持ちになってるの?」
『……はい』
里帆は、顔を赤くしながら答えた。
「どうする? もう、やめる?」
元男優は、少しイジワルな感じで聞いた。
『……もう一回、良いですか?』
里帆は、そんな事を言い始めた。顔を真っ赤にして恥ずかしそうに言ってはいるが、完全におねだりだ。私は、里帆のまさかの言葉に唖然としてしまった。
「いいよっ! じゃあ、一度全部脱ごうか、俺も脱ぐし」
元男優はそう言って、中途半端になっていた衣服を全て脱いだ。もう、結構な年齢だと思うが、引き締まった良い身体をしている。日に焼けているので、余計にそう感じるのかもしれない。そして、里帆も言われるままに衣服を全部脱いでしまった。
全裸になった里帆は、恥ずかしそうにアソコと胸を隠している。そして、元男優はスマホをどこかに置いたようで、固定アングルでの映像に切り替わった。
「さてと、どうする?」
元男優は、揉み手をしながら質問をした。
『どうするって?』
里帆は、まだ身体を腕で隠しながら質問する。
「どうやって欲しい? 好きな体位ってなんだっけ?」
『別に好きな体位なんて……。じゃあ、後ろからお願いします』
里帆は、結局リクエストをした。そして、ベッドの上で恥ずかしそうに四つん這いになると、不安そうな顔で彼のことを見た。
「荒々しくされたいって事?」
元男優は、ニヤけた顔で聞く。
『……うん』
里帆は、本当に恥ずかしそうだ。でも、素直にリクエストをするような感じになっている。
「へぇ、マゾなんだ。じゃあ、めっちゃ荒っぽくしようか?」
冷たい声で言う元男優。急に空気が変わったような気がする。
『うん。でも、痛いのはイヤだよ』
里帆は、そんな風に言った。しゃべり方がとても親しげになっているのが気になってしまったが、それ以上に里帆の秘めた欲望に驚いてしまった。荒っぽくされたい……。まさか、里帆がそんな願望を持っていたなんて知らなかった。
元男優は、返事もせずに里帆の後ろに移動して、コンドームを素早く装着すると、一気に後ろからねじ込んでしまった。
『うぅあっ、そんないきなり、うぅ』
驚いたような声を上げる里帆。すると、元男優は里帆の腕を後ろ手にねじり上げるように掴んだ。そして、里帆の上半身をベッドに押しつけるようにして後ろから腰を振る。
『うぅっ、ダメっ、あっ、こんなの、うぅあっ!』
里帆は、追い詰められたような声を上げ始めた。彼は、無言で腰を振る。腕をさらに高くねじり上げながら、ガンガン腰を振っている。まるで、犯しているようなシチュエーションだ。
里帆は、無理矢理犯されているような状況なのに、明らかにあえぎ声が大きくなっている。
「ほら、もっと良い声だせって。メチャクチャにしてやるよ」
元男優は、役に入り込んだように荒々しく言う。里帆は、ベッドに胸を突っ伏したまま、泣き顔みたいになりながらあえぎ続けている。里帆も、役に入り込んでいるような感じがする。
「ホントにマゾなんだな。キッツキツに締まってきてるぞ」
元男優は、そんなことを言いながら里帆のお尻を平手で叩いた。パチンと言う乾いた音が響き、
『うぅあああっ、ひぃぅ、ぁぁあぁ』
と、里帆の震えたような声が響く。元男優は、調子に乗ったように何度も里帆のお尻を叩き続ける。その度に、里帆は声を震わせ、のけぞるようになりながらあえぎ声を漏らし続けている。
里帆の真っ白なお尻が、花が咲いたように赤くなってしまっている。でも、同時にとろけきった顔になっているのもわかる。私は、里帆の秘めた性癖があらわになり、異常に興奮してしまった。私には見せたことのない顔……。それを、元AV男優の彼には見せている。そう思うと、悔しいと思ってしまう。
『ダ、ダメぇ、もう、うぅっ、イ、イッちゃうっ、ダメっ』
里帆は、泣きそうな声で言う。さっきのセックスでも、結局里帆はイカされた上にハメ潮まで吹かされてしまっていた。元AV男優のテクニックのせいだと思いたいが、里帆が淫乱だからなのかな? と、思ってしまう。
「ダメじゃん。ほら、旦那さんに謝らないと。ちゃんと許可もらわないと」
彼は、腰をイヤらしく動かしたままそんなことを言う。すると里帆は今度はほとんど抵抗もためらいもなく、
『パパっ、イッちゃうっ! イクっ! ごめんなさいっ! 気持ちいいのっ』
と、とろけた声で叫ぶ。すると、彼は腰の動きを焦らすように緩めながら、
「何が気持ちいいの? ちゃんと説明しないとわかんないって」
と、里帆に言う。
『お、おちんちんが気持ちいいのっ! このおちんちん、すごく大きくて固いからっ!』
里帆は、顔を真っ赤にしながら叫ぶ。私は、嫉妬や敗北感にまみれながら、我慢出来ずにペニスをしごき始めた。ファスナーを開け、さっき出た精液でドロドロのペニスをしごき始めると、今までしてきたどんなオナニー……と言うよりも、どんなセックスよりも気持ちいいと感じてしまう。
「旦那とどっちが大きい?」
彼は、わかりきった質問をする。
『そ、それは……』
口ごもる里帆。すると、彼は動きを止めながら、
「じゃあ、やめちゃおうかな?」
と、意地悪を言う。里帆は、すぐにすがりつくように、
『ダメっ、意地悪しないで、もう少しなの』
と、哀願する。
「じゃあ、どっちが大きいか教えてよ」
彼は、さらにいじめるような口調で聞く。
『こ、こっちっ! このおちんちんの方が、大きいっ』
里帆は、罪悪感にまみれたような顔で叫ぶ。
「じゃあ、どっちが気持ちいい?」
彼は、さらに言葉を続ける。私は、すでに感じている敗北感が、さらに大きくなっていくのを感じながらペニスをしごき続けた。
『い、言えない……』
泣きそうな声で口ごもる里帆。すると、彼はペニスを引き抜くような動きをしながら、
「じゃあ、抜いちゃおっと」
と、言う。
『ダメっ! こ、こっちですっ! このおちんちんが気持ちいいっ! パパのより気持ちいいっ!』
里帆は、泣きそうな顔ととろけきった顔が意地混じっている。私は、激しい焦燥感を感じながらも、狂ったようにペニスをしごき続けている。もう、射精寸前だ。
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