■口の悪い嫁と、イケメンなのに童貞の後輩4(姉妹ブログ 転載不可)

前回の話

 俺は、ズボンごとペニスを握るくらいの勢いでまさぐっている。もう、オナニーしているも同然だ。すぐに射精感も湧き上がり、余裕がなくなっていく。

「うぅあっ、あっ、イクっ、イクっ、うぅあっ」
 加奈は、後ろから激しくピストンされて、まったく余裕のない顔になっている。泣きそうにも見えるような顔で、俺を見つめている。

 賢人は、少し心配そうだ。でも、かなり興奮した顔だ。コンドームなしでのセックスに、不安を感じているのかもしれない。でも、加奈はまるで心配していない顔だ。危険日ではないが、安全日でもない……それなのに、加奈は生のペニスで本当に気持ちよさそうだ。


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 俺は、不安を感じながらも興奮している。寝取られ性癖なんて無縁だと思っていたのに、これでは完全に寝取られ好きだ。加奈が、俺以外の男とセックスをしている……それがどうしてこんなに興奮を呼ぶのだろう?

「ストップ、ダメ、やっぱりダメっ」
 加奈はそう言って、身体を前に移動させてペニスを引き抜いた。あらわになったペニスは、ドロドロのグチョグチョだ。加奈の体液で酷い事になっている。本気汁とか言われるような白いドロッとしたものも付着している。

 加奈は、そのまま突っ伏すように倒れ込んでいる。荒い気遣いで、まるで走ったあとのようだ。さすがにこのまま続けるのはマズいと思ったのだろうか?

 すると、賢人はそのままペニスを押し込むようにして挿入した。寝バックの体位……ペニスが長くないと、あんなに脚を閉じた状態の膣に入れられるとは思えない。

「ううぅうあっ、ダメっ、ストップ、抜けって、こらっ」
 慌てる加奈。でも、賢人は興奮しきった顔でペニスを押し込んでいく。目が血走っているようにも見える表情だ。

「うぅっ、ああっ、お、奥ダメっ、ダメェッ!」
 叫ぶ加奈。賢人は押し込むようにして腰を振り続ける。加奈は、うめきながら身をよじる。まるで、レイプしているようにも見えるやり方だ。

 賢人は、いつもの朗らかな雰囲気は消えて、少し怖いくらいだ。そのまま賢人は腰を動かし続ける。長いストロークで杭を打ち込むようにおかされ、加奈は抵抗出来なくなっていく。

「ああっ、アンッ、アンッ、イクっ、イクっ、んおぉぉおぉっ、イグッ!」
 加奈は、身体をガクガク震わせている。強い快感を感じているのは、表情からもよくわかる。
 俺とは一度もした事のない体位……加奈は、見た事もないくらいに感じている。

「む、無理、もう無理っ」
 加奈は、必死の顔だ。でも、賢人は突き続ける。まるで、串刺しにでもしようとしているかのように……。

 加奈は、俺の方を見ている。助けを求めているようにも見えるし、罪悪感を見せているようにも見える。加奈は、うめきっぱなしになってきている。あえぎ声をあげる余裕もないみたいだ。

「あぁ、イク」
 賢人が、やっと根を上げた。
「ダメっ、外にっ!」
 慌てる加奈……俺は、息が止まりそうなほどドキドキしている。このまま、中に出されてしまう? そんな危機感を感じているのに、俺は股間をまさぐり続けている。さっきの射精で、精液でドロドロだ。
 ズボンの上からの刺激でも、快感が強すぎる。でも、中出しだけは止めないと……そんな気持ちになっている。

 賢人は、慌ててペニスを引き抜くと、そのまま射精を始めた。手も触れていない状態で、ペニスを抜いただけだ。それでも勢いよく精液が飛び出している。
 本当に、ギリギリのタイミングでペニスを抜いたみたいだ。
「うぅあああぁっ、熱いっ」
 加奈は、精液を背中にぶちまけられて身体を震わせている。脚はピンと伸びて硬直しており、全身に力が入っているのが伝わってくる。

 荒い呼吸を続ける賢人。本当に疲れ切っているようだ。そして、少しして慌ててティッシュで加奈の背中を拭き始めた。
「ごめん、つい……」
 賢人は、射精して冷静になったみたいだ。
「まったくもう……レイプじゃん」
 加奈は、ぐったりしたまま言う。でも、怒っている感じはまったくなく、どこか満足げだ。賢人は平謝りしながら加奈の背中を拭き続ける。

「もう良いよ……ほら、綺麗にしてあげる」
 そう言って、加奈はお掃除フェラを始めた。心をこめて、丁寧に賢人のペニスを舐めて清めている。さすがに、立て続けの射精で柔らかくなっているみたいだ。
「あぁ、加奈ちゃん……最高だよ」
 賢人は、本当に嬉しそうだ。そして、お掃除フェラが終わると、賢人は申し訳なさそうに服を着て帰り支度を始めた。

「なんか、すいません。ありがとうございました」
 賢人は、俺に申し訳なさそうに言うと、帰宅した。
「ゴメン、やり過ぎた……」
 加奈は、ぐったりした顔で言う。疲れ切っているみたいだ。俺は、気にしないでと伝えた。なんだかんだ言っても、俺がお膳立てしたようなものだ。

「ううん、そうじゃなくて、その……」
 加奈は、モジモジとしている。いつものハキハキした感じの彼女からは、想像がつかないような態度だ。どうしたの? と聞くと、
「……少しその……中に出されてる」
 と言った。そして、脚を拡げて膣口をさらけ出す。すると、膣口から白いモノがドロッと出てきた。

 強烈な光景だ……加奈の膣から、他人の精液が出ている。ショックで脚が震える。すぐに、安全日じゃないんだよね? と聞いた。
「それは、大丈夫。まず大丈夫。でも、ゴメン……イヤでしょ?」
 加奈は、本当に申し訳なさそうだ。こんな風に軽いノリでセックスまでしてしまうくせに、加奈は意外に真面目だ。貞操観念も、古風な方だ。

 賢人を怒らないといけないと思っていると、
「たぶん、賢人は気がついてないよ。最初の少しって、我慢してるのにチョロッと出ちゃうから」
 と言い始めた。そんな事に詳しい加奈にもショックを受けるが、少しはホッとした。わざと中に出したのなら、それは大問題だからだ……。

「興奮してる……どうしてそんなに興奮するの? おちんちん、見せて」
 加奈は、俺の勃起したままの股間を見て言う。慌ててゴメンと謝ったが、しつこく見せろと言ってくる。俺は、観念してズボンとパンツを降ろした。

「フフ、すごいね、ドロドロだ。綺麗にしてあげる」
 加奈はそう言って、俺のペニスをくわえた。そして、色々と飛び散っている精液もすすり取って飲んでくれる。こんな事までしてもらって、嬉しいと感じる。でも、賢人にも同じ事をしていたと思うと、やっぱり嫉妬してしまう。

 加奈の瞳には、挑発と罪悪感が浮かんでは消える。とうとう加奈と賢人がセックスをしてしまった。この先、どうしたら良いのだろう? そんな心配で胸が苦しい。

「掻き出して」
 加奈はそう言って、俺にまたがってペニスを入れてしまった。強烈な快感が走り、一気に射精感が高まる。加奈は、俺を見つめたまま腰を動かし始めた。いつも以上に熱くてキツキツに感じる。

「すごく固い……でも、細いね。こうやって比べるとよくわかる」
 加奈は、そんな事を言いながら腰を動かす。膣は痛いほど締め付けてくるし、熱があるのかと思うくらいに膣中は熱い。
「あっ、んっ、固いよ、カチカチ」
 嬉しそうに言いながら腰を動かし続ける加奈……。俺のペニスに掻き出され、精液も溢れてくる。でも、加奈の言うとおりで量は少ない。

 それでも俺は、もっと掻き出さないと……と思っている。妊娠の可能性がないにしても、精液が加奈の子宮の中にまで入ってしまいそうで辛い。

 そんなに違う? と聞くと、
「うん。けっこう違うかも。太さもそうだけど、形も違うから。賢人の、もっとゴリゴリこすれてた」
 と、加奈は申し訳なさそうに答えた……。その言葉に嫉妬がマックスになる。下から突き上げるように動かすと、加奈は可愛らしい声であえぎ始めた。

「気持ちいいよ。固くてこすれてる……奥までは届かないけど、すごく気持ちいいよ」
 加奈は、煽っているのか慰めているのかよくわからない口ぶりだ。俺は、とにかく必死で腰を動かし続けた。

 対抗心というか、負けてたまるかという気持ちが大きいのだと思う。
「賢人、もっとっ、気持ちいいの、うぅっ、あッ、アンッ、奥にっ、もっとっ」
 加奈は、本当に気持ちよさそうだ。でも、もっと奥にと言われても限界だ……。

 目一杯奥まで入れていると告げると、
「ゴ、ゴメン。気持ちいいよ。キスして欲しい」
 と、加奈は動揺しながら言う。慌てているのがよくわかる。そして、対面座位でキスをすると、加奈は嬉しそうに舌を絡めてきた。

 まるで、生き物のようにうごめき、絡みついてくる舌……。ペニスの快感と入り混じり、射精寸前になってきた。

「イクイクっ、イクッ」
 加奈は、キスを振りほどいて叫ぶ。こんなに感じている姿を見られて、嬉しい気持ちが膨らむ。でも、さっきと比較して敗北感も強い……。

 俺は、収縮を始めた膣につられるように射精した。
「うぅっ、熱い……」
 加奈は、嬉しそうにうめく。俺は、強い快感を感じながら、夢中でキスをした。

「フフ、これで、どっちの子かわからなくなるね」
 加奈は、ドキッとするような事を言う。慌てる俺に、
「冗談だよ。平気。すごくヤキモチ焼いてたね」
 と、はにかみながら言う加奈……。俺は、アイツとのセックスはそんなに気持ちよかった? と聞いた。
「……気持ちよかった。やっぱり、大きいと気持ちいいよ。ゴメンね」
 加奈は、申し訳なさそうに言う。同情されているようで、切なくなってしまう。

「でも、拓真とのエッチも気持ちいいよ。少し物足りないって思うけど、愛があるから」
 加奈は、フォローしているのかディスってるのかわからない口ぶりだ。またアイツとしたいかと聞くと、
「それは……したくないって言ったらウソになっちゃうかな」
 と、口ごもるように答えた。俺は、上手く言葉が出てこなくなってしまった……。

 賢人とのセックス以来、加奈は俺を挑発するようになった。セックスの時、煽るように賢人のペニスの話をしたりする。でも、俺は挑発されているとわかっていながらも、異常に興奮してしまう。

「フフ、今日も早かったね。そんなに興奮するんだ。賢人の事言うと、すぐイッちゃうね」
 加奈は、甘えた仕草で俺に身体を密着させてくる。俺がヤキモチを焼くのが本当に嬉しいみたいだ。不思議な感じがする。俺の愛を確認するために、他の男とのセックスの話をする……なんとなく、本末転倒な気もする。

 そんなある日、賢人がウチに来た。あれ以来、しつこくウチに来たがっていたが、なんとなく断っていた。でも、今日はとくにしつこくて、根負けした形だ。

 帰りの電車の中でも、とにかくテンションが高かった。これだけイケメンなのに、童貞だった事が不思議で仕方ない。仕事もそこそこ出来るし、社交性もある。彼女すらいないのが、やっぱり不思議だ。

「久しぶり。元気だった?」
 加奈は、賢人の訪問を喜んでいる。嬉しいのが顔に出てしまっている。
「うん。加奈ちゃんは?」
 賢人は、少し緊張気味だ。加奈と違って、かなり意識してしまっているようだ。
「元気だよ。賢人のおかげで、拓真とのエッチが激しくなったよ」
 いきなり下ネタを話す加奈……。賢人も、リアクションに困っている。

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