奥が好きな妻と、どうしても届かない夫5(マガブロ 転載禁止)

前回の話

 健吾は、泣きそうな顔で松下とキスするのぞみを見つめている。何度も何度も唾液を飲まされ、とろけた顔でキスを続けるのぞみは、罪悪感のせいか泣きそうになっている。

 それなのに、松下の舌に舌を絡めるのをやめる事が出来ない。のぞみは、はっきりと恋心を自覚している。さっき初対面の時に感じた、ごく普通のおじさんだなという感情はもうない。

 松下のペニスが子宮を押し込み、膣壁をこすりながら出入りするたびに、のぞみは自分の気持ちが彼に傾くのをはっきりと感じている。

 健吾は、今さら勃起したペニスをしごきながら、のぞみと松下のセックスを見つめている。そして、やり場のない興奮を、オナニーで自分のペニスにぶつけ始めた。

 少ししごいただけで、恐ろしいほどの快感を感じながら、のぞみのとろけた顔を見つめ続ける。
「今頃大きくなったの? もう遅いよ。松下さんの事、本当に好きになったから」
 のぞみは、オナニーをする健吾を見てあきれたように言う。そして、松下に唾液をねだる。松下は、かなり距離を離して上の方から唾液の塊を垂らしていく。

 のぞみは、鳥のヒナのように口を大きく開け、それを受け止めた。そして飲み干すと、また口を開けて催促をする。健吾は、こんなにも普通の中年男性の唾液を欲しがるのぞみに、強い不安を感じている。
 それなのに、健吾はオナニーを続ける。絡み合う舌が、健吾の興奮を増強しているようだ。

 松下は、正常位で挿入しながらも身体を起こした。そして、結合部がよく見えるようにしながら腰を動かす。健吾は、よりはっきりと見えるようになった結合部を見て、圧倒されている。
 太くて長いペニスが、のぞみの華奢な身体を出入りしている。のぞみの膣は、まくれ上がりそうだ。膣が拡がってしまいそうな感覚に、のぞみは我を忘れかかっている。

 過去に交際した4人の男性……どれもが健吾よりも巨根だった。のぞみは、松下の巨根で膣奥を犯され、懐かしい感覚になっていた。

 松下は、最高の気分で腰を振っていた。こんな風に寝取りプレイを始めてもう何年も経つ。沢山の女性を抱いてきたが、のぞみほどの美しい女性は初めてだった。
 松下は、学生時代や若い頃はまるで女性に縁がなかった。見た目の平凡さと、今で言う陰キャなキャラクターのために、彼女がいた事すらなかった。

 それが、風俗代わりに行ったカップル喫茶で、自分のペニスの需要を知った。それから沢山の女性を抱いたが、平凡なルックスの女性ばかりだった。
 松下は、昔の辛い記憶を消すように腰を振った。この美しい女性をもっと夢中にさせ、奪ってやりたい……そんな気持ちで腰を動かし続けた。

 生膣の感触はあまりに気持ちよく、今にも射精をしてしまいそうだ。でも、彼は必死で射精を堪えながら腰を振った。のぞみのリアクションを見て、感じるポイントはすでに把握している。
 松下は、のぞみの膣中の感じるポイントにカリ首をこすりつけ続けた。

「イクっ、イクっ、オマンコイクっ! 松下さんのおチンポ、本当に気持ちいい。健吾、ゴメンね、もう無理! イクっ、イクぅっ!」
 のぞみは、大きく身体を震わせる。そして、松下にしがみつくとキスをした。夢中で舌を絡ませ、全力で抱きつきながら……。

 健吾は、その姿を見ながらオナニーを続ける。さっきは肝心の時に勃起しなかった。今は、逆に射精寸前だ。本当に思い通りにならないな……と思いながら、健吾はオナニーを続ける。

 松下は、メチャクチャに腰を振っている。杭を打つような、力強くてストロークの長いピストンを繰り返しながら、見せつけるようにキスをする。
 松下は、もうのぞみを堕とした気持ちになっていた。情けなくオナニーを続ける健吾に、勝利した気持ちになっている。

「も、もうイキました、イッたの、無理、うぅっ、あぁっ、おチンポ気持ちよすぎちゃうっ! もうダメェッ!」
 オルガズムに達しても腰を振り続ける松下に、のぞみは悲鳴のような声を上げる。気持ちよすぎて、頭の中に火花が散っているような感覚だ。

「ほら、どう気持ちいいか教えてあげないと。旦那さん、ずっと見てるよ」
 松下は、のぞみを煽る。完全に、この場を支配している気持ちになっているようだ。

「健吾……見える? 松下さんのおチンポ、ここまで来てるの……動くの見えるでしょ?」
 のぞみは、ろれつが怪しい。上手く言葉も出てこないようだ。のぞみが指さすヘソの辺り……松下の激しいピストンにあわせて、微妙に動いているのがわかる。
 地中をモグラが動いているような、不思議なビジュアルだ。大きすぎるペニスが動くのが、見えているようだ。

 健吾は、まさかと思った。ヘソの上を越えるところまで動いている。あんなに奥までペニスが行くのだろうか? 内臓を掻き分けている? そんな事はあり得ないのではないかと思っていた。

 でも、松下がニヤニヤした顔で、
「ご主人、触ってあげてください。外から押しても、ポルチオは感じますから」
 と言い始めた。健吾は、アダルトビデオなどで知ったポルチオが、本当にある事に驚いている。
「押してみて。それ、好きなの。ギュッて押して」
 のぞみは、我を忘れたような顔で言う。でも、言った直後に焦った顔に変わった。
「あらら、すでに経験済みですか。ご主人……のではないですね」
 松下は、わかりきった事を言う。完全に小馬鹿にしたような態度だ。健吾は、羞恥で顔が赤くなっている。のぞみは、罪悪感を感じた顔で、
「ゴメンね……元彼としてたんだ」
 と謝る。健吾は、情けない気持ちのまま、気にしていないと告げた。でも、気にしすぎて射精寸前なほどだ……。

「ほら、ご主人、触って触って」
 松下は、悪意を隠さない。もう、温和な中年男性という顔は脱ぎ捨てたようだ。健吾は、その言葉に押されるようにのぞみの下腹部を触る。
 すると、クッキリとクリアに松下のペニスの動きを感じた。あまりにはっきりと動きを感じる事に驚き、あらためて松下のペニスの大きさを知った。

「そうっ、もっと強くっ」
 のぞみは、快感の強さに頭が一瞬真っ白になった。元彼にポルチオは開発されている。そのせいで、一気に快感がよみがえった。
 健吾は、のぞみの激しい反応に戸惑いながらも下腹部を押し続ける。さらにクリアになる松下の巨根の感触……。のぞみは、身もだえするようにあえぎながら、
「イクっ、イクっ、そこ気持ちいいのっ! もっと押して、もっと強くしてっ!」
 と叫んだ。健吾は、元彼や松下に嫉妬しながら、必死で押した。もう、直接松下のペニスを触っているような、クリアな感触だ。

「良いですねぇ、夫婦で協力して快感をむさぼるなんて」
 松下は、これ以上ないほど得意気な顔だ。
「健吾、気持ちいい。イキそう。健吾の手でイケる。嬉しいよ。初めて健吾でイケる」
 のぞみも、我を忘れたように言葉を漏らす。健吾は、今まで一度も自分ではイッた事がないと知り、強いショックを受けていた。
 これまで、のぞみはイクと言って果てた事はある。何度もある。でも、それが全部演技でウソだったなんて、信じたくない気持ちだ。

「良かったね。初めてご主人でイケるんだ。今日は、記念日になったね」
 松下は、上っ面だけの笑みを浮かべる。健吾は、屈辱にまみれながらも押し続けた。のぞみは、全身に力が入ってきた。硬直するようになりながら、
「健吾、イク、イクっ、オマンコイクっ。ねぇ、見てて……健吾のおチンポより、ずっと気持ちいいおチンポでイクのっ!」
 と、のぞみはほとんど叫んでいる。そして、身体をガクガクッと震わせながら果てた。

 のぞみは、お尻を持ち上げるようにしながら身体を震わせている。ガクガクと震え、結合部から潮吹きまで始めた。勢いよく飛び散った潮は、松下の身体も汚すし、健吾の腕にも大量にかかっている。

「ヒィあぁ、あぁ、ダメぇ、死んじゃうぅ、オマンコ気持ちよすぎて死んじゃうぅ」
 のぞみは、トロトロにとろけた顔で健吾を見つめる。のぞみの下腹部と松下のペニスは、溢れ出た精液と潮でグチャグチャのドロドロだ。

 松下は、ここでペニスを引き抜いた。
「アヒィ、アガァ」
 言葉にならない声を漏らしながら、のぞみがガクンガクンと震えた。もう、全身が敏感になっているようだ。

 だらしなく拡がった両脚……アソコはぽっかりと拡がってしまっている。膣口から溢れ出る精液は、そのままシーツを汚している。
 酷い姿だ。でも、健吾はそれを見ながらペニスをしごき始めた。のぞみは、この状況でもオナニーを始めた健吾を見て、
「ヘンタイ……どヘンタイ……。もう、松下さんので孕んじゃうからね」
 と、冷たい顔で言う。健吾のヘンタイぶりに、あきれているようだ。でも、そんな事を言いながらも、どこか優しい雰囲気の顔も垣間見せる。

「じゃあ、このドロドロに汚れたペニス、綺麗にしてもらいましょうかね」
 松下は、のぞみの整った顔にペニスを近づける。酷いペニスだ。ドロドロで、白いネバッとしたものまで付着している。でも、のぞみは嬉しそうに舐め始めた。

 美しい顔ののぞみが、とろけきった顔で汚れたペニスを舐める姿は、ギャップが激しく違和感があるほどだ。健吾は、こんな姿を見たくないと思いながらも、目が離せずにいる。
 そして、しごき続けたペニスは、すでに射精寸前だ。のぞみは、オナニーをする健吾を見つめながらお掃除フェラを続ける。

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